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2021年12月26日

屋根のシーラー塗装は吸い込みが止まるまで-失敗しない屋根塗装入門

ここでは、屋根の下塗り塗装、特にカラーベスト屋根の下塗り塗装について書いて行きたいと思います。
屋根の高圧洗浄工事に次いで大事なのが、この屋根の下塗り(シーラー)塗装工事になります。屋根のシーラー塗装の目的は、基材と上塗り塗料との密着性を高める目的ともう一つ屋根基材に浸み込せ、中で固め基材事態を強化する目的もあります。それ位大事な工程の一つが、このシーラー塗装ですが、、勘違いされている方が多いので、ここで出来るだけ詳しく書いて行きたいと思います。
カラーベストは、スレートで出来ている為、それ自体はほとんど防水性能が無く、築後10年もすると、経年劣化で防水性能が低下すると、雨水などが内部に浸み込んでしまいます。
下の写真は築20年になるカラーベスト屋根です。、防水性能の低下から一面コケやカビなどで覆われ、表面は旧塗膜が砂地状態になっていました。

カラーベスト洗浄前
カラーベスト洗浄前

下の写真は、丁寧に時間をかけた高圧洗浄後の写真になります。脆弱な旧塗膜やコケ、カビなどが洗い流され、元の色が判らなくなる位、真っ白になっています。

カラーベスト洗浄後
カラーベスト洗浄後

実際に高圧洗浄工事をしている動画になります。是非ご参考にしてください。


ここからがこのページの本題に入るにですが、上の写真の状態のスレートは、先ほども書いたように、ほぼ防水性能には期待できません。雨水が浸み込んでしまいます。雨水が浸み込むという事は、シーラー(下塗り材)も液体なので、当然カラーベスト素地に浸み込んでしまいます。シーラー塗装の目的は、上塗り材の密着性を高める為と、浸み込ませ中で固め、素地の強化を目的としています。なので浸み込んでいくこと自体は良い事で、シーラーの中には浸透性を謳っているシーラーも沢山ある位です。問題は浸み込んでしまった箇所にそのまま上塗り塗装をしてしまう事です。
下の写真は1度目のシーラー塗装後の写真になります。洗浄後の状態が写真の状態だけあって、全体にほぼ吸い込みが現れています。この状態で上塗り塗装をした場合、当然密着不良で早期の塗膜剥離を起こす事が予想できます。
カラーベストシーラー塗装1回目
この場合、どのように対応するかというと、ただ単純にもう一度シーラー塗装をします。各塗料メーカーは、屋根のシーラー塗装について表現は異なりますが、吸い込みが止まるまでや、濡れ感が出るまでなど、とにかく下の写真の状態になるまで塗装して下さいと書いています。下塗り塗装後、中塗り・上塗りと3回塗装すれば大丈夫だと何処の塗料メーカーも表現していませんが、何故か全体で3回塗りだとキッチリと塗装していると思われる方が多いのですが、下塗りのシーラー塗装だけで3回塗装しないといけない場合もあります。
下の写真は2回目のシーラー塗装後です。
カラーベストシーラー塗装2回目
屋根のシーラー塗装については、下の動画をぜひご参考にしてください。

下の写真は、シーラーの塗布量不足が原因で、塗膜剥離した屋根だと思われます。
この写真のようにシーラーの塗装が足りないと、早期に塗膜は剥がれ落ちる場合があります。

屋根塗膜剥離
屋根塗膜剥離

下の写真は屋根の塗装後早期に色斑が発生した屋根です。
原因として考えられことは、シーラー塗装の塗布量不足です。シーラーを吸い込みが止まるまで塗装していなかった為に、上塗り塗料まで素地に浸み込んで、表面にあまり塗料が残っていなかった場合です。
この場合、高耐久で遮熱性や断熱性などの付加価値のついた、最高級の塗料を塗装していたとしても、規定量が表面に残っていないので、期待通りの付加価値は望めないと思われます。
もう一つ考えられることは、単に塗料の薄めすぎです。シーラーの塗布量不足や薄めすぎなどは、塗装後すぐには判りませんが、3~4年もすると色むらなどが現れます。この場合も耐久性や期待通りの付加価値は望めなく、普段見る事のない屋根の為、気が付く事もほとんどないようです。
現地調査や見積り持参時の説明の時に、ペイント一番さんは何回塗りですか?などとよく聞かれた時に感じる事は、3回塗りです!と答えると安心感があり、2回塗りだと手抜き業者だと感じるようですが、まず、2回塗りで仕上げますと答える業者は絶対にいませんが(笑)、外壁にも言えますが、素地の状態や種類によっては3回~5回塗り位するほうがいい場合もよくあります。全てが3度塗りで仕上げる事が正解であり、キッチリとした塗装業者であるという事はありません。この場合現地調査の上での判断が必要になります。共働きなどで普段忙しく、なかなか時間が取れない方も多いと思いますが、大事な財産である家の事なので、キッチリと現地調査の時間をとった上での見積りご提案のご説明をお聞きになられるのがいいと思います。

屋根の色むら
屋根の色むら

下の写真は2回シーラー塗装で吸い込みが止まらなかったので、3回シーラー塗装した写真です。
動画も併せてご参考にしてください。

洗浄前
洗浄前


下の写真は、高圧洗浄後のカラーベスト屋根の写真です。

高圧洗浄後
高圧洗浄後
高圧洗浄後

下の写真は、1度目のシーラー塗装後の写真です。棟包み板金などが黒くなっているのは、黒さび色の錆止めを塗装後の為です。

カラーベストシーラー塗装1回目
カラーベストシーラー塗装1回目
カラーベストシーラー塗装1回目

下の写真は、2度目のシーラー塗装後の写真です。

カラーベストシーラー塗装2回目
カラーベストシーラー塗装2回目
カラーベストシーラー塗装2回目

まだ少し吸い込みが止まっていない所があるので、3度目のシーラーを塗装しています。

カラーベストシーラー塗装3回目
カラーベストシーラー塗装3回目
カラーベストシーラー塗装3回目

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