ペイント一番「作業日記」
門真市でサイディングにオートンサイディングシーラントのコーキング(シール)工事
大阪府門真市で先日からの作業の続きです。本日はサイディング外壁のコーキング(シール)工事になります。西面が外壁が日を遮るものが何もなく、毎日のように西日にさらされていて、外壁材の経年劣化だけで無くコーキング(シール)の劣化がひどく、欠落や剥離などが見られます。
下の写真は西面の施工前のサイディング外壁です。
下の写真は上の写真の上部の赤〇部分の拡大です。
コーキング(シール)が剥離していて、吹き降りの雨だと雨水が建物内部に入る状態です。通常、透湿性防水シートがあるので建物内部に雨水が入ることがないのですが、サッシ内部の上部に止水テープなどが施されていない場合、室内に雨水が侵入する場合があります。サイディングの外壁にありがちな雨漏りのパターンです。
下の写真はコーキング(シール)の欠落写真です。コーキング(シール)が硬化しボード両面から剥離するとこのように欠落してしまいます。
下の写真はボードの浮きやコーキング(シール)の欠落写真です。西日が強く欠落した部分のボンドブレーカーも剥離していて、こちらは施工時に新たにボンドブレーカーを施工してからコーキング(シール)を充填しています。浮いたサイディングボードは浮き部分にタッピングで浮きを押さえてから施工しています。サイディングボードは吸水性が高く表面の防水性能が低下すると反ったり、浮くことがありますが、今回浮いていた原因は、建物自体が鉄骨造りで、ボードを釘止めする箇所に鉄骨があり、釘が入らなくそのままの状態で引き渡されたのが原因の様です。
下の写真はコーキング(シール)工事中の写真です。コーキング(シール)材には高耐久のオートンサイディングシーラントを使用しています。
コーキング(シール)工事については下の動画をぜひご参考にしてください。