京田辺市で外壁塗装にアステックペイントのシリコンREVO使用

京都府京田辺市で、2階戸建て住宅のサイディングの外壁塗装に、アステックペイントの遮熱シリコン樹脂塗料「シリコンREVO1000-IR」の塗り替え塗装工事の施工例です。
シリコREVOは一般的なアクリルシリコン塗料に比べて、シリコン成分（シロキサン結合）が約３倍含まれています。シリコン成分の多いほど、紫外線等により破壊されにくくなる為、より高い耐候性を発揮する事が期待できます。
ここでは、サイディングの外壁塗装にシリコンREVO塗装工事の工程や手順、注意点などを書いて行きます。

シーリング工事

足場組み後に最初の工程がサイディングの目地や窓廻り、入り隅などに施工されているシーリングの改修工事になります。
サイディングは施工上どうしてもサッシ廻りやボードの継ぎ目に隙間が出来てしまいます。その隙間に充填したあるパテや合成樹脂の事をシーリングといいます。
シーリング部分に不具合や施工不良などがあると、雨漏りなどのトラブルの原因になる場合があります。
今回オートンサイディングシーラントを目地は打ち替え、サッシ廻りは増し打ちで仕上げています。

シーリングの施工については、下の動画を是非ご参考にしてください。

高圧洗浄工事

オートンサイディングシーラントは1成分形で湿気反応硬化型なので7日間の乾燥期間を置いて、高圧洗浄工事に入りました。
長年かかって外壁に付いたコケや藻、埃などを出来るだけ綺麗に洗い流します。
外壁以外にも土間やアクリル板、ベランダ土間、外構なども綺麗に洗浄します。

養生

次の工程は養生の作業になります。非塗装部の窓や玄関ドア、ベランダ土間やアクリル板など外壁に付随する部分やその周り全ての非塗装部を専用のマスカーで覆います。塗装完了後は全て撤去し、決して残るものではありませんが、養生が雑だと塗料の汚れが残り、せっかく綺麗になった外壁塗装が台無しになります。

軒天井の塗装

次の工程は、軒天井の塗装工事になります。
軒天井の塗装には、日本ペイントの「水性７ケンエース」を塗装しています。水性ケンエースはヤニ・しみ止め効果と優れた付着性・汚染除去性、防藻・防かび性能があります。水性ケンエースは2回塗りで刷毛とローラーを使って仕上げています。

補修工事

今回サイディングのクラックと幕板の塗膜剥離をパテで補修してから塗装しています。
下の写真はそれぞれの補修時の写真です。

外壁塗装の下塗りにエピテックフィラーAE

サイディングの外壁塗装下塗りには、アステックペイントの「エピテックフィラーAE」を塗装しています。エピテックフィラーAEはエポキシ樹脂製の微弾性フィラーで、下地の凹凸や微細なクラックはならしてくれます。エピテックフィラーAEは強靱な塗膜を形成し、耐久性・防水性に優れています。

外壁塗装の中塗りにシリコンREVO1000-IR

今回外壁塗装に使用する塗料は、アステックペイントの「シリコンREVO1000-IR」です。
シリコンREVO1000-IRの特徴は

耐候性：劣化に強いシリコン成分の配合量が一般的なシリコン塗料の約3倍配合。高い耐候性を発揮し建物を長期間保護します。又、塗料の劣化要因となる「ラジカル」の発生を抑制する「ラジカル制御型白色顔料」を採用し、塗膜の劣化を抑制します。
低汚染性：特殊な3重構造のアクリルシリコン樹脂を採用。再表面が強靭性を有する為、汚れが付着しにくく、低汚染性を発揮します。
遮熱性：塗料の着色に使用する顔料には日射反射率が高く熱を吸収しにくい「遮熱黒色無機顔料」を採用し、近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成します。