八尾市で外壁塗装工事で失敗しない工程や手順の解説-ペイント一番

八尾市で2階戸建て木造住宅サイディングの外壁塗装に、ブリック調部分に日本ペイントの「ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤー」を、無地部分のサイディングには日進産業の遮熱・断熱塗料「ガイナ」の塗装工事施工事例です。
ここでは、外壁塗装工事の詳しい工程や手順について、画像や動画を使って詳しく解説していきます。

シーリング（コーキング）工事について

先ず最初にシーリング工事について。
サイディングの場合開口部やボードの目地などに水密性や気密性を確保する為に必ず柔軟性のあるパテの様な物が施工せれていますが、これをシーリングやコーキングといいます。
水密性などを確保する為の施工なので、経年劣化などで雨漏りなどのトラブルに繋がる場合があります。
下の写真は今回の現場のシーリング部の写真になります。
シーリングの剥離や破断がみられます。

シーリングについて、詳しくは下のリンク先を是非ご参考にしてください。

失敗しないシーリング工事

高圧洗浄について

次の工程は高圧洗浄工事になります。
外壁に限らずベランダの土間やアクリル板、軒天井、サッシなどに付いた埃やカビ、コケなどを出来るだけ綺麗に高圧洗浄機で洗い流します。

養生作業について

次の工程は養生作業になります。
非塗装部の玄関ドアやサッシ、ベランダ土間、エアコン室外機など塗料が付くといけない部分に専用のマスカーなどをたかって覆い隠していきます。

ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤー 3分艶

次の工程はブリック調のサイディング外壁部分に、日本ペイントのピュアライドUVプロテクト4Fクリヤーの3分艶塗装になります。
ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤーは、外壁表面に付着した汚れを雨が浮かせて洗い流す事が出来、更に防藻、防カビ性があるので長期に渡り美観を維持する事が出来ます。
ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤーは、メーカーの仕様書では2回塗り仕上げになっていいますが、経年劣化の進んだサイディングの場合、1回目の塗装がサイディング素地に吸い込まれる為、今回ピュアライドUVプロテクト4Fクリヤーを3回塗りで仕上げています。
又、クリヤー3分艶とガイナの艶無しで落ち着いた仕上がりになっています。

パーフェクトサーフ

次の工程は、外壁下塗り塗装になります。
サイディングと上塗り塗料との密着性を高める為の工程になりますす。
今回日本ペイントの「パーフェクトサーフ」を塗装しています。
元の下地の色が分からなくなる位、ガッツリと塗装しています。

ガイナ

次の工程は日進産業の遮熱・断熱塗料「ガイナ」塗装になります。
ガイナは遮熱性能や断熱性能に大変優れた塗材で、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）は、Ｈ－Ⅱロケットの開発に際して、打ち上げ時の熱から機体及び人工衛星を守る為に、ロケットの先端部（フェアリング）に塗布する断熱技術を開発し民間転用したのがガイナ（ＧＡＩＮＡ）です。ガイナは、宇宙技術を応用し、株式会社日進産業が開発・製造している民生用商品です。

今回、上塗り塗料のガイナを3回塗りで仕上げています。下塗りと合わせて外壁は計4回塗りで仕上げています。