ペイント一番「作業日記」
2023年08月16日
東大阪市で屋根にサーモテックシーラーを2回塗り-ペイント一番
東大阪市小若江でカラーベストの屋根シーラー塗装に、アステックペイントの遮熱2液エポキシ樹脂「サーモテックシーラー」を2回塗りしています。
カラーベスト屋根はスレートで出来ている為吸水性が高く、経年劣化で旧塗膜が無くなるとシーラーが素地に吸い込まれるため、ほとんど表面に残らない為、複数回塗装する必要があります。
この現場のシーラー塗装動画です
高圧洗浄前と高圧洗浄後の屋根
下の写真は高圧洗浄前と高圧洗浄後の画像です。
築年数が20年を超える為、洗浄前はコケやカビ、埃などで一面びっしりと覆われていて、高圧洗浄後は脆弱な旧塗膜が洗浄で洗い流され、カラーベスト素地がむき出しの部分もあります。
高圧洗浄前
高圧洗浄後
屋根シーラー塗装1回目
1回目のカラーベスト屋根のシーラー塗装です。
当初の想定通りシーラーが素地にどんどん吸い込まれていきます。
シーラーが素地に吸い込まれることで良い事と悪いことがあります。
良い事は、素地に吸い込まれることで中で固まり素地自体を強化する事です。
弱ったカラーベストも強化されます。
悪い事は、表面にほとんど残らない為、上塗り塗料との密着不良から早期の塗膜剥離や色褪せなどのトラブルに繋がります。
屋根シーラー塗装後1回目
シーラーが素地に吸い込まれている為、下地が透けて見える状態です。
このような場合、吸い込みが止まるまで必ずもう一度シーラーを塗装します。
屋根シーラー塗装2回目
屋根シーラー塗装2回目です。
1回目との違いが分りやすいと思います。
屋根シーラー塗装後2回目
屋根のシーラー2回目塗装後の画像です。
屋根のシーラー塗装はこのように吸い込みが止まるまで塗装する事が基本です。
今回塗装したアステックペイントのサーモテックシーラーは下地への浸透性や固着性が高く、シーラーに含まれる遮熱顔料の効果により、太陽光中の近赤外線を反射し、遮熱性を発揮します。