ペイント一番「作業日記」
2023年09月14日
東大阪市藤戸新田で3階戸建て住宅のカラーベストの屋根シーラーを2回塗りで仕上げています-ペイント一番
東大阪市藤戸新田で木造3階戸建て住宅のカラーベスト屋根のシーラーを2回塗装で吸い込みをキッチリと止めています。
カラーベストは経年劣化から吸水性が高まり、上塗り塗料との密着性を高める為のシーラーが素地に吸い込まれるため、1回の塗装では表面に残らない為、キッチリと2回塗装しています。
下の動画は今回の現場で実際の施工動画です。
カラーベスト屋根のシーラー塗装1回目
1回目のカラーベスト屋根のシーラー塗装です。
シーラーにはSK化研の2液エポキシ系のマイルドシーラーEPOを塗装しています。
経年劣化で吸水性が高まりみるみるシーラーが素地に吸い込まれていきます。
カラーベスト屋根のシーラー塗装後1回目
カラーベスト屋根にシーラー塗装後1回目の写真です。
素地への吸い込みが酷く、上塗り塗料との密着性を高めるシーラーが表面にほとんど残っていないので、下地が透けて見えます。
このまま上塗り塗料を塗装すると、早期の塗膜剥離や色褪せの原因になります。
早期の塗膜剥離した屋根
早期の色褪せした屋根
カラーベスト屋根のシーラー塗装2回目
以上のトラブルを避ける為、2回目のシーラー塗装を施工します。
屋根のシーラー塗装は下地への吸い込みが止まるまで塗装する事が基本で、時にはシーラー塗装だけで3回塗装する場合もあります。
屋根シーラー塗装1回目と2回目の違い
下の写真は左半分がシーラー2回塗装後で、右半分が1回塗装後になっています。
違いがよく分かると思います。
通常110年を超えたカラーベストの場合下塗りは2回は塗装が必要です。
カラーベスト屋根のシーラー塗装後2回目
カラーベスト屋根2回目のシーラー塗装後です。
吸い込みがキッチリと止まり、これで次の工程にうつれます。
上塗り塗装には、日進産業の遮熱・断熱塗料ガイナを3回塗りで塗装します。