アステックペイント
東大阪市で外壁塗り替えの施工例‐ペイント一番
パワーボード塗り替え施工例
東大阪市でパワーボード(ALC)外壁の塗り替え施工例です。
パワーボードの塗り替え改修工事で最も注意する工程はシーリング工事になります。
シーリングは全く施工しない塗装店もありますが、シーリング部の経年劣化は内部に雨水が侵入する為、塗り替え時には是非ご検討してください。
ここではパワーボードの塗り替え工程を解説しています。
シーリング工事
足場工事後、最初の工程がシーリング工事になります。
パワーボードのシーリングは横目地と縦目地が多く、窯業系のサイディングに比べ約2~3倍になる為全く施工しない塗装店もありますが、今回の現場も窓周りのシーリングを撤去した所、経年劣化したシーリング部からかなり雨水がまわっていました。
下の写真は窓周りのシーリング撤去後です。雨水が廻っていない窓の透湿性防水シートは綺麗な状態ですが、水が廻っていた窓の透湿性防水シートは濡れてカビが生えていました。
今回のシーリング改修は、窓周りは全て撤去打ち替えで、その他目地や入隅、貫通部、軒天上の取り合いなどは全て増し打ちで、現況シーリング施工部は全て改修しています。
是非動画もご参考にして下さい。
パワーボードのシーリング改修動画
パワーボードの下塗り
シーリングの乾燥期間を十分に取り高圧洗浄後にパワーボードの下塗りになります。
今回アステックペイントのエポキシ系のエピテックフィラーAEⅡを塗装しています。
下地が真っ白になる位にガッツリと塗装しています。
エピテックフィラーAEはエポキシ樹脂製の微弾性フィラーで、下地の凹凸や微細なクラックはならしてくれます。エピテックフィラーAEは強靱な塗膜を形成し、耐久性・防水性に優れています。
パワーボードの中塗り・上塗り
次にパワーボードの中塗り・上塗りの工程になります。
今回中塗り・上塗りにはアステックペイントのフッ素REVOを塗装しています。
フッ素REVOは促進耐候試験(キセノンランプ式)において約16~20年(期待耐用年数)経過後も光沢保持率80%以上を保持。
付帯部の塗装
続いて付帯部の塗装になります
付帯部とは破風板や軒先鼻隠し、シャッタのボックス、水切り板金、雨樋などです。
今回付帯部の塗装には日本ペイントのファインパーフェクトベストを塗装しています。
ベランダFRPトップコート
続いてベランダのFRPトップコートです。
現況FRP防水が施工されていて防水層に問題が無い為、今回は防水層を保護するトップコートを施工しました。
高圧洗浄・研磨・アセトン清掃・プライマー塗布・トップコートの手順で仕上げました。
パワーボード外壁の塗り替え工事完成
今回アステックペイントの9019:フォギーオレンジ 8083:カラボンドベイジュで仕上げています。