アステックペイント
西宮市で外壁塗装にアステックペイントの「スーパーラジカルシリコンGH」塗り替え塗装工事の施工例-ペイント一番
ホームページからお問合せ頂きました。兵庫県西宮市で木造3階戸建て住宅サイディングの外壁塗装工事に、アステックペイントのラジカル制御型塗料「スーパーラジカルシリコンGH」を、カラーベストの屋根塗装工事には、日進産業の遮熱・断熱塗料「ガイナ」塗り替え塗装工事の施工例です。
ここでは、外壁塗装工事と屋根塗装工事の施工工程や手順などを実際の工事写真を使って詳しく解説していきます。
西宮市では塗装工事に抽選で助成金が出る制度があります。助成対象となる工事経費の10%で最高10万円になります。
足場組み工事
先ず、塗装工事で最初の工程の足場組み工事です。
足場専門業者さんが、施工しやすく安全に塗装出来るようにキッチリと足場を組んでくれます。
足場の解体も同じ足場業者さんが解体します。
コーキング(シーリング)工事
次の工程は、コーキング(シーリング)工事になります。
今回塗装する外壁材は窯業のサイディングボードという外壁材で、ボードとボードの継ぎ目や窓の開口部、入り隅、軒天井とサイディングの取り合いなど隙間が空いていて、雨水が入り込まないように、パテや合成樹脂をコーキングといいます。
コーキングの不具合は雨漏りなどのトラブルに繋がる為、サイディンの外壁塗装をする場合大変大事な工程になります。
今回使用したコーキング材は、高耐候性の1成分形で湿気反応硬化型の「オートンサイディングシーラント」を使用しています。
コーキング(シーリング)工事については下のリンク先を是非ご参考にしてください。
高圧洗浄工事
次の工程は、高圧洗浄工事です。
先に施工したオートンサイディングシーラントは乾燥期間が約7日間位かかる為、キッチリと乾燥期間を開けてから、高圧洗浄工事に入ります。
カラーベスト屋根やサイディング外壁、ベランダ土間、軒先鼻隠し、破風板、軒樋、サッシや網戸、玄関ドアなど洗浄出来る箇所は全て丁寧に洗い流します。
外壁シーラー塗装
次の工程はサイディング外壁のシーラー塗装になります。
シーラーにはアステックペイントのエポキシ樹脂で密着性の高い「エポパワーシーラー」を塗装しています。
外壁塗装 中塗り・上塗り
次の工程はサイディングの外壁塗装で中塗り塗装と上塗り塗装工事になります。
中塗り塗装と上塗り塗装は同じ塗料を2回塗装します。
今回はアステックペイントのラジカル制御型シリコン樹脂塗料の「スーパーラジカルGH」を塗装しています。
スーパーラジカルシリコンGHはラジカルの発生を抑制する「ラジカル制御型白色顔料」を採用。ラジカルが発生しにくく、またラジカルが発生した場合にもシールド層がラジカルの放出を防ぐため、樹脂が破壊されにくく、塗膜を抑制します。
促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、約12~14年(期待耐用年数)経過後も光沢保持率80%以上を保持。塗膜の劣化要因であるラジカルの発生を抑制し、塗膜が劣化しにくいため建物を長期間保護します。
付帯部分の塗装
次の工程は付帯部分の塗装工事になります。
付帯部部は、雨戸や雨樋、軒先鼻隠し、破風板、シャッターのボックス、土台水切り板金など外壁に付随する部分の塗装になります。
今回付帯部分の塗装には日本ペイントの「1液ファインシリコンセラUV」で仕上げています。
ベランダ防水工事
次の工程は、ベランダのトップ塗装になります。
現況ベランダの防水はFRP防水で施工されていて、大きな亀裂や防水層の剥離などが見受けられないので、今回は防水層のガラス繊維の保護を目的としたトップ塗装を施工しています。
ベランダ土間の研磨、清掃、アセトンで拭き取り、プライマー塗布、トップ塗装の工程で施工しました。
サイディングの外壁塗装完成
ベランダ防水工事
次の工程はカラーベスト屋根の塗装工事になります。
カラーベストの役物部分は全て金属製の板金なので、先ず板金部分の腐食防止と上塗り塗料の密着性を高める為、錆止め塗料を塗装します。
錆止め塗料には、日本ペイントの「1液ハイポンファインデグロ」を塗装しています。
1回目の屋根シーラー塗装
次の工程は屋根のシーラー塗装工事です。
カラーベスト基材と上塗り塗料の密着性を高める為に塗装します。
カラーベストは吸水性がある為、シーラーがカラーベスト素地に浸み込むため、今回屋根のシーラーを2回塗装で吸い込みと止めてから上塗りのガイナを塗装しています。
カラーベスト屋根の塗装で高圧洗浄の次に重要なのがシーラー塗装です。シーラー塗装をキッチリとしていないと早期の塗膜剥離などのトラブルに繋がる場合あります。
2回目の屋根シーラー塗装
次の工程は2回目の屋根シーラー塗装工事になります。
上の写真のように、1度目のシーラー塗装で吸い込みが止まらない場合、2度目のシーラー塗装をする必要があります。
今回は2度のシーラー塗装で吸い込みが止まったので、この後上塗りのガイナ塗装に移ります。
遮熱・断熱塗料のガイナ塗装1回目
次の工程は屋根のガイナ塗装工事になります。
ガイナは塗膜乾燥後に特殊セラミックが約80%にもなる塗料で、この特殊セラミックが遮熱性や断熱性、耐候性を高める為、今回ガイナを3回塗りで屋根に特殊セラミックをより多く塗布する工法で施工しています。
遮熱・断熱塗料のガイナ塗装2回目
次の工程は2回目の屋根にガイナ塗装工事になります。
1度目の塗装は色を変えて塗装しています。2回目、3回目の塗装に指定色のN-50を塗装します。
雨漏り防止にタスペーサーでカラーベストの縁切り
次の工程はカラーベストの縁切りです。
縁切りとは屋根全体が薄い塗膜で覆われたカラーベストの下に廻る雨水の排出先を作る工程になります。
縁切りをキッチリと施工しなかった場合、塗装後に雨漏りのリスクが残ります。
セイム社のタスペーサー01をカラーベスト1枚に付き2か所差し込むW工法で施工しています。
カラーベストの縁切りについては下のリンク先を是非ご参考にしてください。
遮熱・断熱塗料のガイナ塗装3回目
次の工程は、屋根塗装にガイナ3回目の塗装工事になります。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-Ⅱロケットの開発に際して、打ち上げ時の熱から機体及び人工衛星を守る為に、ロケットの先端部(フェアリング)に塗布する断熱技術を開発し民間転用したのがガイナ(GAINA)です。ガイナは、宇宙技術を応用し、株式会社日進産業が開発・製造している民生用商品です。