アステックペイント
八尾市でモニエル瓦屋根塗装にアステックペイントのフッ素塗料「スーパーシャネツサーモF」で塗り替え-ペイント一番
八尾市安中町でモニエル瓦屋根塗装工事にアステックペイントのフッ素樹脂塗料「スーパーシャネツサーモF」で塗り替え施工事例です。
モニエル瓦はコンクリートの基材に1mm程度の着色スラリーで色付けし耐候性のあるクリヤー塗装で仕上げた瓦になります。
モニエル瓦の塗り替えは塗装後の塗膜剥離のトラブルが最も多い建材で、経年劣化でクリヤー塗膜が無くなり着色スラリーがむき出しになったモニエル瓦の塗装は高圧洗浄でキッチリとこのスラリー層を洗い流さないと間違いなく塗膜剥離を起こします。
ここではモニエル瓦の塗装工事の注意点の解説や工程の流れなどを詳しく解説しています。
モニエル瓦とセメント瓦の見分け方につて
モニエル瓦とセメント瓦の区別がつかずに塗装してしまうと、それぞれ専用の下塗り材がある為塗装後のトラブルの原因になります。
最も簡単な見分け方として瓦の小口をみて凹凸がある方がモニエル瓦で真っ平な瓦がセメント瓦で区別が出来ます。
モニエル瓦はコンクリートを基材にしていて、コンクリートには骨材が入っている為小口に凹凸が出来ます。
モニエル瓦の塗膜剥離について
先ほども書いたように、モニエル瓦はコンクリートを基材にし約1mmの着色スラリーで色付けし、耐候性のあるクリヤー塗装で仕上げた瓦で、経年劣化で着色スラリーがむき出しになります。
この着色スラリーが非常に脆弱で高圧洗浄不足で洗い残しがあるとその部分の塗膜剥離のトラブルになる場合があります。
どれくらい脆弱かというと、指で少し擦るだけで粉状に剥離するくらいです。当然このスラリーが残った上から塗装した場合、その部分は剥離する可能性が高まります。
下の写真はモニエル瓦屋根の高圧洗浄前後の写真になります。
屋根の状態によりこれくらい元の色と全く違う状態になる場合があり、又、脆弱な着色スラリーは出来るだけ洗い流す必要があります。
下の写真はモニエル瓦屋根の高圧洗浄不足で塗膜剥離を起こした屋根です。
着色スラリーが残っている所は間違いなく剥離しています。
高圧洗浄
今回八尾市安中町施工するモニエル瓦屋根の高圧洗浄工事です。
高圧洗浄で脆弱な着色スラリーが近隣に飛び散らないようにブルーシートで屋根の養生をします。
高圧洗浄では思ったよりも飛散が激しいので入念に養生します。
続いて入念に高圧洗浄機で洗い流します。
高圧洗浄後のモニエル瓦屋根です。
綺麗に洗い流されています。
モニエルパワープライマー
続いてモニエル瓦のシーラー塗装です。
コンクリート素地がむき出しになったモニエル瓦は、吸水性が非常に高く素地と上塗との密着性を高めるシーラーが素地へ吸い込まれて表面にほとんど残りません。
その場合も塗膜剥離のトラブルに繋がる為シーラーは吸い込みが止まるまで塗装する事が基本です。
今回シーラーだけで2回塗装しています。
使用塗料はアステックペイントの「モニエルパワープライマー」を塗装しています。
下の写真は1度目のシーラー塗装中と塗装後です。
下の写真は2度目のシーラー塗装中と塗装後です。
キッチリと吸い込みが止まり、これで次の中塗り・上塗りの工程に移れます。
スーパーシャネツサーモF
続いてモニエル瓦屋根の中塗り・上塗り塗装です。
中塗り・上塗り塗装にはアステックペイントの2液遮熱フッ素樹脂塗料「スーパーシャネツサーモF」を塗装しています。
モニエル瓦屋根塗装完成
新築のような輝きが戻りました。