ペイント一番「作業日記」
八尾市でALC外壁をサーモグラフィーで雨漏り調査ーペイント一番
八尾市でALC外壁をサーモグラフィーを使って雨漏り調査です。
台風15号の影響で昨日からかなりの雨が降ったので、以前から依頼のあったALC外壁の工場に、高性能のサーモグラフィーで雨漏り調査に行きました。
サーモグラフィーを使った雨漏り調査はいろいろと制約はありますが、利点は実際の雨漏りの場所を可視化出来る為、お客様にもご説明がしやすい点です。
実際の雨漏り箇所1
下の写真は建物の内側から実際の雨漏り跡です
通常この現場を見た場合、経年劣化したALC目地部からの雨水の侵入跡のように見えますが、外部を見た所同じ高さ位にエアコンの室外機が設置されていて外からサーモグラフィーでALC内部の温度がどのようになっているか可視化せれています。
外から見た室外機
サーモグラフィーで撮影
下の写真はサーモグラフィーで撮影した写真です。
室外機の左横と下部が周りの温度より低い青色で可視化されています。
水が蒸発する時に周りの熱を奪うため、今回で言うとALCの冷やすため、雨水が入り込んだ所の温度が低く可視化されています。
おそらく室外機を止めているボルトを伝って雨水が入り込んでいると思われます。
最初にも書いた通り、塗装店の現地調査で雨漏り跡を見た場合、目地のシーリング改修と塗装工事を提案される物件だと思われますが、今回のようにサーモグラフィーの画像を見ると目地部からの雨水の侵入は見られませんでした。
ただ、これだけで雨漏り箇所を確定できた訳ではなく、晴天が続いてALC外壁が乾燥した時点で、今度は水を使った散水調査を実施した上で雨漏り箇所を特定します。
実際の雨漏り箇所2
下の写真は別の室外機です。
こちらも室外機の下部が周りより温度が低い青色で可視化されています。
おそらく同じ原因で雨水が入り込んで入りと思われます。
実際の雨漏り箇所3
次の写真は窓開口部の角から雨水が入り込んでいると思われる写真です。
下の写真はサーモグラフィーで可視化された写真です。
周りより少し温度の低い薄い水色の部分は、鉄部の為低く可視化されています。
濃い青色の部分が雨水が入り込んでいる為、気化熱で熱が奪われている所です。
無料雨漏りサーモグラフィー・散水調査
ペイント一番では、おおよそ一人で半日位で終わり、梯子を架けて、又はベランダや窓などから安全に散水出来る2~3階建て建物の基本的な雨漏りサーモグラフィー・散水調査(散水テストなど)も無料で実施しております。
概ね、散水調査で雨漏りの発見、発見できた場合の雨漏り個所補修の見積りの作成、施工内容の説明などは基本無料です。お金をかけて散水調査する前に一度お試しになってはいかがですか。
雨漏れ無料点検の地域は大阪市内、東大阪市、八尾市、大東市、門真市、などです。
どうぞお気軽にお問合せ下さい。