大阪市住吉区で雨漏りしたALCの外壁塗装工事施工例‐ペイント一番

大阪市住吉区で、ALC3階戸建て住宅の外壁塗装工事に、アステックペイントの遮熱シリコンREVO塗装施工事例です。
旧塗膜が吸水性の高いリシン塗膜だったので、下塗りにカチオンシーラーと下地調整材を塗装して、吸い込みを止めてから上塗り塗装しています。
又、塗装工事前の下地調整として、クラックの処理にはUカットシール充填工法、目地や窓周りなどのシール部は全て改修してから塗装しています。

失敗しない塗装工事

実際この現場のALC外壁塗装動画です

外壁塗装工事前後

ALCのUカットシール充填工法

先ず、ひび割れの処理にUカットシール充填工法で補修します。
Uカットシール充填工法とは、クラックの幅や奥行きをサンダーなどを使って広げる事で、柔軟性のあるシーリング材をより多く充填出来る為、塗装後同じ場所にクラックが起きにくくする工法です。

実際にこの現場で施工した、Uカットシール充填工法の施工動画です。
是非ご参考にしてください。

ALCのシーリング改修工事

続いてシーリング部の改修工事です。
ALCの窓周りのシーリングは全て撤去する打ち替え工法で、入隅や目地、貫通部などは全て増し打ち工法で仕上げています。

大阪市住吉区でALCのシーリング改修工事

実際にこの現場で施工したALCのシーリング改修動画です。
是非ご参考にしてください。

ALCの下塗り材

続いて、ALCの下塗りの工程になります。
最初に書いたように、現況の塗膜が吸水性の高いリシンで、通常の3回塗りで仕上げた場合、上塗り塗料も素地に染み込んでしまう為に仕上がりにムラが出たり、耐候性にも重大な問題が出る為、種類の違う下塗り材をタップリと2回塗装しています。
下の写真は、今回用意したカチオンシーラーのエポパワーシーラーと、下地調整材のエピテックフィラーAEⅡです。
エポパワーシーラー4缶とエピテックフィラーAEⅡを7缶と、かなり多めに用意してガッツリと塗装しています。
エポパワーシーラーエピテックフィラーAEⅡ

エポパワーシーラー

1度目の下塗りには、アステックペイントのエポパワーシーラーを塗装しています。
エポパワーシーラーは、カチオン系の下塗り材で、プラス(＋)の電荷を持ち、マイナス(－)の電荷を持ったコンクリートやモルタル下地との密着性を高めます。
エポパワーシーラーは2.5缶使用しています。

エピテックフィラーAEⅡ

2回目の下塗りには、アステックペイントのエピテックフィラーAEⅡを塗装しています。
エピテックフィラーAEはエポキシ樹脂製の微弾性フィラーで、下地の凹凸や微細なクラックはならしてくれます。
エピテックフィラーAEⅡは、当初用意した7缶では足らず、追加で用意した分を含め7.5缶使用しています。
タップリと塗装したので真っ白に仕上がっています。

水性ケンエース

続いて、ベランダの上裏塗装です。
ベランダの上裏には、日本ペイントのヤニやシミ止め効果の高い、水性ケンエースを塗装しています。

シリコンREVO

続いて、ALC外壁の中塗り・上塗りです。
中塗り・上塗りにはアステックペイントの遮熱シリコンREVOを塗装しています。
シリコREVOは一般的なアクリルシリコン塗料に比べて、シリコン成分が約３倍含まれています。シリコン成分の多いほど、紫外線等により破壊されにくくなる為、より高い耐候性を発揮する事が期待できます。

ベランダ、屋上防水

続いて、ベランダ、屋上防水工事です。
屋上は、以前に通気緩衝工法で施工していたので、今回は通常のウレタン密着工法で仕上げています。
ベランダ2か所は、ウレタン通気緩衝工法で仕上げています。
ウレタン通気緩衝工法は、内部の湿気を外部に排出するので、施工後に塗膜が浮いたりする心配が無く、又、通気緩衝シートを土間に貼るので、表面にクラックが出る心配もほとんどありません。