外壁塗装
八尾市でALC・パワーボードにガイナ外壁塗装工事-外壁塗装専門店ペイント一番
2019年1月にホームページからお問合せ頂き、4月に施工させて頂きました。大阪府八尾市のカラーベスト屋根、パワーボード外壁に日進産業の遮熱・断熱塗料の「ガイナ」塗装、屋根は一部アイジー工業の「スーパーガルテクト」でカバー工法の施工例です。(ここではALC外壁とパワーボード外壁は材質は同じなので、呼び名が違うだけなので同じものとして紹介させて頂きます。)カラーベスト屋根が層間剥離がひどく、全面カバー工法で施工できればよかったのですが、南面に太陽光が設置されており、今回北面をスーパーガルテクトでカバー工法、南面の一部をガイナ塗装で仕上げています。下の写真はカラーベスト屋根の施工前の写真です。
カラーベスト材がアスベスト混入が禁止になった初期のころに抄造法で製造されたものらしく、北面のカラーベストの小口や端部の層間剥離が激しく、塗装でのメンテナンスはあきらめ、スーパーガルテクトでカバー工法工事になりました。ただ、南面は太陽光が既に設置されており、カバー工法で施工するには太陽光の脱着や保証の問題があり、施主様と相談の上現実的ではないとの結論にいたり、南面は遮熱・断熱塗料のガイナ塗装になりました。スーパーガルテクトでカバー工法やカラーベストの層間剥離についてはこちらのリンク先をご参考にして下さい。→カラーベスト屋根に金属瓦のカバー工法(重ね葺き)について
下の写真は今回施工するパワーボード外壁の写真です。施工当時に塗装された塗膜に亀裂が入っているのがよくわかると思います。この上から塗装をしたとしても1mmにも満たない塗膜にすぐに亀裂が入ることは容易に想像出来ると思います。
下の写真はパワーボード外壁の目地やサッシ廻り、入り隅などにコーキングを施工している写真です。ALC外壁やパワーボード外壁には2次的な防水(透湿防水シート)などが施工されていない為、コーキングの施工部分が経年劣化で破断などの起因で雨漏れを起こす場合がある為、改修工事では出来るだけ厚くコーキングを打設します。パワーボード外壁についてはこちらのリンク先をご参考にして下さい。→ALC外壁の外壁塗装について
下の写真は別の現場写真です。ALC外壁やパワーボードは窯業サイディングボードに比べ、コーキングの施工数量が2~3倍くらいになり、特にパワーボード外壁はゆうに1000mを超えるメーター数になりその分施工金額も高くなりますが、コーキング施工を手抜きや一部分しか施工せずに、塗装しても美観は良くなりますが、防水の観点から見た場合、ほとんど意味をなさない工事になってしまいます。パワーボード外壁のコーキング施工箇所に養生テープを貼って、どれくらいの施工数量があるかわかり易くした画像です。サッシ廻りや入り隅、ボードとボードの継ぎ目など全てコーキング施工する箇所です。コーキングについてはこちらのリンク先をご参考にして下さい。→サイディング外壁やALC外壁のコーキング(シーリング)について
外壁、屋根など塗装前に高圧洗浄機で、埃や汚れなどを綺麗に洗い流します。その際太陽光のパネルや正面シャッターなども一緒に洗い流しました。下の写真は高圧洗浄中の写真です。
下の写真は南面のカラーベスト下塗り塗装です。下塗り塗装2回塗装後、ガイナを3回塗装で仕上げています。
下の写真は北面のスーパーガルテクトのカバー工法、南面のガイナ塗装完成の写真です。
外壁を塗装する前に、ベランダ土間やサッシ、など専用の養生テープなどを使って養生します。せっかく綺麗に外壁を塗装しても、サッシなどが塗料で汚れてしまうと意味がありません。実はこの養生も仕上がりにかかわってくるため、大事な工程の一つです。
下の写真は軒天の塗装をしている写真です。軒天には日本ペイントの「水性ケンエース」を塗装しています。水性ケンエースは落ち着きのあるつや消し仕上げで隠ぺい性に優れ、藻やかびの発生を抑える効果があります。
下の写真はパワーボード外壁に下塗り塗装中と塗装後の写真です。建築時にリシンを吹き付け塗装している為、あ下塗り塗料の吸い込みがある為、外壁が下塗り塗料の色の白に染まる位ガッツリと下塗り塗装をしています。
下の写真は、今回中塗り、上塗りように用意したガイナです。こちらも出来るだけ遮熱性能や断熱性能、耐久性能が最大限引き出せるように、10缶用意しました。
下の写真は遮熱・断熱塗料のガイナを塗装している写真です。
下の写真はガイナをローラーが入らない所や狭い箇所を刷毛を使って、丁寧に塗装している所です。
下の写真はベランダにFRP防水のトップ塗装している写真です。ベランダは現況FRP防水が施工されていて、FRPのガラス繊維の劣化は見られなかったので、表面を研磨しアセトンで清掃しFRPのトップ塗装で仕上げています。
下の写真は外壁以外の雨戸や雨樋、軒先鼻隠し、破風板、シャッターのボックスなどの付帯部の塗装です。塗料は日本ペイントの1液ファインシリコンセラUVを使用しています。
下の写真はパワーボード外壁にガイナ塗装完工写真です。