八尾市でファインパーフェクトベストの屋根塗装工事の施工例

大阪府八尾市でカラーベスト屋根に日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」の塗り替え塗装と、雨戸の塗装工事施工事例です。
今回、カラーベスト屋根は2度目の塗り替えの為、下塗りには日本ペイントの「1液ベストシーラー」を使用しています。屋根塗装で2度目の塗り替え時は旧塗膜のリバウンドが起こる場合がある為、当社では２度目の塗り替え時はこの1液ベストシーラーを塗装する場合が多いです。
下の画像は今回の屋根塗装工事で使用した材料です。屋根下塗りには1液ベストシーラー、屋根の縁切りにはセイム社のタスペーサー、屋根の上塗りにはファインパーフェクトベストのマルーンを使用しています。

屋根塗装工事前

カラーベスト屋根の塗装工事前の写真です。前回塗装してから13年になるという事もあり、色褪せがひどく、所々塗膜剥離や瓦のヒビ割れなども見られます。棟包み板金は2年前に別途塗装しています。

屋根の高圧洗浄

先ず最初にカラーベスト屋根の高圧洗浄です。今回2度目の塗り替えのため、それほど時間はかかりませんでしたが、それでも屋根が大きかったので3時間位かけて屋根についたコケやカビ、汚れを綺麗に洗い流しました。屋根の塗装で最も重要なのがこの屋根の高圧洗浄だといっても過言ではないほど大事な工程です。いくら耐久性が高い塗料を塗装しても、洗浄がいい加減だと早期の塗膜剥離などのトラブルの原因になることがあります。
下の写真は屋根の高圧洗浄中の写真です。

屋根の高圧洗浄工事については下の動画もぜひご参考にしてください。

屋根の下塗り塗装工事

今回、屋根の下塗りには日本ペイントの1液ベストシーラーを使用しています。
通常、初めてのカラーベスト屋根の塗り替え塗装の場合、シーラー塗装の下塗りは、吸い込みが止まるまで、2回～3回位塗装しますが、今回2度目の塗り替え塗装という事もあり、吸い込みもほとんど無いので、1度のシーラー塗装で済んでいます。
1液ベストシーラーの特徴

浸透性に優れ、下地に対して「くさび効果」が得られます。
基材表面配向性があり、上塗りとの付着性が良好です。
上塗りの吸い込みが少なく仕上り性に優れます。
耐水性・耐アルカリ性に優れています。
1液形シーラーのため、作業、取り扱いに優れています。
弱溶剤系のため、臭気がマイルドです。

カラーベスト屋根の下塗りについては、下の動画をぜひご参考にしてください。

屋根の縁切りについて

カラーベスト屋根は塗装すると、上下の重なり部分に塗料が詰まり、縦の突合せ目地から雨水が入り、カラーベストの裏に雨水が廻り、瓦を止めている釘を伝って雨漏りする場合があります。せっかく綺麗に塗装しても雨漏りが起きると全て台無しになります。カラーベスト屋根の縁切りは大事な工程の一つになります。
下の写真は今回塗装工事している屋根の写真になります。瓦の上下の重なり部分にコーキングが詰めてありました。これは前回塗装した業者が詰めたと思われますが、縁切りの知識がなく、反ったカラーベストの隙間を埋めるのにコーキングを詰めたと思われます。カラーベストは経年劣化で反りかえる事がありますが、それ位では雨漏りを起こすことはまず考えられませんが、このように雨水の通り道をコーキングなどで埋めてしますと、瓦の下に雨水が溜まり、雨漏りにつながる可能性が高くなります。
下の写真はカラーベストの上下の重なり部分に詰めたコーキングを撤去している写真です。